バオバブだより / 本橋成一監督作品 バオバブの記憶

2009.04.06
作家・渡辺一枝さんとの時間

4月4日(土)は世の中お花見日和。
そんな中、トークゲストは作家の渡辺一枝さん。
チベットに通い続けて21年になるのだとか。
お見かけするお姿からはどこにそんな行動力が??と思えるほど
とてもしっとりした雰囲気の方なのですが、
年に3回、1ヶ月くらいずつチベットに行っているのだとか。
しかも、車の行けないような場所には馬にのって・・・。

「なぜそんなにチベットに惹かれるのですか?」と、
きっとみんな質問するであろう、でもとっても気になる質問を
してみたところ、「なぜか理由がわからないながら
子ども頃からチベットが大好きで・・・」と。
で、「21年前に行ってみたら、とてもチベットの風土が気持ちよく、
居心地がよかった。で、今度はなんでこんなにいいんだろう」
と通い続けているのだとか。

そして、写真集に執筆に・・・
とても精力的に自分の眼でみたものを発信していらっしゃいます。
私の思っていたテレビで観るだけのチベットとは別物のよう。

ゆったり話される中にも、やはり今のチベットの現状や、自分の
体験などを話される時には静かでありながらとても力強くて・・・。
女性からみても本当に素敵な方だなあ、と惚れてしまいました。

もっとゆっくりお話を伺いたかったのですが、この日は時間がなく。

「きちんと理解していないと支援や援助も方向が間違ってしまう、
だから最近はチベットのことを語る会なども行なっている」と
おっしゃっていました。

4月中旬からは、またチベットに行かれるとか。
戻られたらまたゆっくりお話を伺ってみたい、と思いました。

watanabe3.jpg


バックナンバー

RSS